225株価の平均
日経平均株価とは、上場株式の約2000銘柄のすべての平均値ではなく、ある一部の株価の平均値を差します。東証(東京証券取引所)プライムに上場する企業の中から、日本経済新聞社が業種などのバランスを考えて選んだ、日本を代表する(取引が活発で流動性のある銘柄)225銘柄の株価の平均値なのです。『日経平均株価』や『日経225』などと呼ばれています。
略語
よく聞く日経や、東証という呼び名は略語です。日経は日本経済新聞社、東証は東京証券取引所の略です。TOPIXも正式には東証株価指数といいます。こちらは東京証券取引所が計算して公表している数値になります。
日本経済のものさし
この日経平均株価が示すものは、日本の景気を反映しています。日経平均株価が上がれば、他の株価も上がっているとの判断材料となるのです。株式市場全体の大まかな値動きを知ることができるのです。ニュースで必ず、『今日の日経平均株価は～』といった言葉を聞きますね。あれを聞いていれば日本経済が把握できます。
具体的な銘柄
1.ファーストリテイリング(ユニクロ)
2.東京エレクトロン
3.ソフトバンクグループ
4.KDDI
5.ファナック
6.ダイキン工業
このような構成になっています。この6銘柄で日経225の25%以上の割合を占めます。
歴史
1985年5月1日より、現在の日経平均株価の名称で発表しています。それまではたびたび名称が変更になっています。それ以前は日経ダウ平均株価などという名称でした。アメリカみたいですね(^^)
東証プライムには約2000銘柄もの銘柄が上場している
日経平均株価とはその内の225銘柄の平均値である
日本の経済、景気を図るものさしである
