金は希少性に価値がある
金は人類が昔から魅了されていて、希少で価値がゼロにならない物質です。通貨はその国が崩壊すれば、価値がゼロになります。どれほどの大富豪でも、資産ゼロです。株式は会社が倒産すれば、価値がなくなります。
有事の際の安全資産
このように、金はそのものに価値があるので、安全資産といわれています。世界経済や国の崩壊などの要素を関係としません。ただし、経済危機になると、金の購入に資金が動くので、価値が上がることが多いといわれています。逆に、景気がよいと金の価値が下がります。株式の方に資金が流れるからです。
金利を生まない
金のもう一つの特徴として、金利を生まないということです。株式などのように、持っているだけで配当金が入ったりすることがありません。2022年5月現在、世界情勢悪化の要因で金価格は過去最高を記録し続けています。
売却時に税金がかかる
保有年数が5年以内だと次のような計算式で税金がかかります。
譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-特別控除=課税所得額
保有年数が5年超だと次のような計算式で税金がかかります。
{譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-特別控除}×1/2=課税所得額
税金対策とすれば、売却するときは5年を超えた方がいいです。
スモールバーチャージ
インゴット(延べ棒)は基本的に500gと1kgの物を基本の大きさとしているので、それより小さい100gや50gなどの重さのインゴットを購入しようとすると、手数料が発生します。これをスモールバーチャージといいます。1kgや500gのインゴットをいったん溶かして小さく加工するための加工手数料です。
金はそのものに価値がある
経済と逆の値動きをする
金利を生まない
税金がかかる
スモールバーチャージ