配当金とは
配当金とは、株を保有していると、株を発行している企業がお礼の意味で、現金配当で株主に還元することです。年に1回や2回実施する企業が多いです。NISA口座内で保有している場合は税金は非課税です。課税口座で保有している場合は、20.315%の税金を差し引かれた額が振り込まれます。
必ず配当金が支払われるとは限りません。企業の利益がないときに支払われたり、利益があっても支払われなかったりします。配当金は株主への感謝の気持ちの表れなので、義務ではないのです。配当金は権利確定日にその株を保有しておかないと支払われません。
配当利回りとは
株を買うのにかかった費用に対して、入ってくる配当金の割合のことです。計算式は配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100で表されます。なので、配当金がそのままで、株価が下がれば、配当利回りが上がます。その逆で配当金がそのままで、株価が上がれば、配当利回りが下がります。
優待利回りとは
投資金額に対する株主優待の割合のこと。株式を買った金額に対して、株主優待の価値がどれくらいあるかを数値化したもので、個人投資家が還元率の高い優待銘柄を見つけるための指標のひとつとなります。計算式は優待利回り(%)=優待券の額÷投資金額×100
優待利回りも同様で、株価の上下で優待利回りが上がったり下がったりします。
配当金や株主優待券は企業からの株主へのプレゼント
企業の義務ではなく、感謝の意味
配当利回りや優待利回りは株価の上がり下がりで関係してくる